冬の定番、お鍋はぜひコラーゲン鍋でどうぞ。鶏肉の皮や骨のまわりには、コラーゲンが多く含まれています。
コラーゲンはお肌の新陳代謝を促進してくれる成分。
脂肪は多いメニューではありますが、その多くは皮に含まれています。
カロリーが気になる場合は、皮を取り除いて食べてもいいでしょう。
ただし、コラーゲンは鶏皮に多く含まれているので、とってしまうとコラーゲン量も減ってしまいます。
美肌のことを考えるのなら、コラーゲン鍋は欠かせません。
具材は少なめの鍋ですが、骨付き鶏肉がいい役目を果たしてくれます。
煮込むと鶏肉のうまみが引き出されます。
つけだれにゆずこしょうと黒コショウを使うのもミソですが、ほかにラー油で食べたりしてもおいしいです。
いろいろなたれで、バリエーションを楽しんでください。
最後に、スープは必ず飲むこと!
コラーゲンがスープにたっぷり溶け出しています。
ラーメンを入れて、おいしくいただきましょう。
★材料(4人分)
鶏もも肉(骨付き・ぶつ切り)1kg
大根1/2本
にんじん1本
長ねぎの白い部分1本分
せり1束
(スープ)
・水8カップ
・長ねぎの青い部分1本分
・しょうが(皮つき薄切り)4~5枚
酒1/2カップ
薄口しょうゆ大さじ2
塩少々
ゆずこしょう適量
黒こしょう(あらびき)適量
★作り方
①鶏肉とスープの材料を鍋に入れ、火にかけます。アクと脂をとりつつ、ゆでましょう。
②大根を適度な大きさに切ります。スライサーなどで縦に薄切りにします。
ニンジンを、大根の長さにそろえて切ります。
長ネギは斜め薄切りに、セリは洗って食べやすい長さに切りましょう。
③①のスープをこして、鍋に入れましょう。
鶏肉を戻して、火にかけます。
に建ってきたら、お酒と薄口しょうゆ、塩を加えます。
④③に大根、ニンジン、長ネギを加え、全体がしんなりしてきたら火を止めます。
ゆずこしょうや塩コショウをつけて、召し上がれ。
コラーゲンを食べるときは、ビタミンCと一緒に食べることがおすすめです。
ビタミンCは、体内でコラーゲンを生成するときに不可欠な成分です。
コラーゲンは、食べると一度、アミノ酸に分解されます。
そして、再びコラーゲンに再合成されて、体内でハリ成分としてはたらきます。
もちろん、コラーゲン以外の骨などになってしまう可能性もあります。
なので、少しでもコラーゲンに再合成させやすいように、コラーゲンとビタミンCを一緒に採るといいのです。
ただし、ビタミンCは熱にとても弱いので、ビタミンCを含む野菜などを鍋で煮込んでしまうと、こわれてしまいます。
そうではなくて、ポン酢で鍋を食べたり、食後のデザートにミカンを食べるなどして、ビタミンCを摂取するようにするといいですね。
鶏の手羽先を焼いたのだと、レモン汁をかけると、コラーゲンとビタミンCが一緒に摂れて吸収率が高まりますが、鍋でもそのような配慮が必要です。