便秘タイプ別おすすめ骨盤体操

便秘は、骨盤のゆがみが原因で引き起こされている可能性があります。

骨盤は体の中心にあり、上半身と下半身をつないでいます。

この骨盤がずれていると、中にある内臓の位置もずれてしまい、便秘が引き起こされてしまうのです。

便秘には弛緩性便秘、直腸性便秘、けいれん性便秘の3種類あり、それぞれの便秘タイプに合わせた骨盤体操をすると、解消しやすくなります。


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★弛緩性便秘解消に効く骨盤体操

腸の能力の低下、筋力の低下などにより、腸のぜん動運動が弱くなり、便を押し出せなくなり、便秘になっている状態です。

弛緩性便秘には、腹筋を鍛えて、腸のぜん動運動を促すエクササイズが効果的です。

また、朝起きたらコップ1杯の水を飲むようにすると、改善しやすくなります。

①仰向けで両手を床の上に置いて両足を持ち上げます。

②脚を交互に曲げ伸ばしして空中で自転車をこいでいるような感じで脚を動かします。

③床から低い位置でやると、より腹筋に負荷を与えられて効果的。
左右それぞれ30回ずつ、脚を動かしましょう。

★直腸性便秘解消に効く骨盤体操

直腸に便が溜まってしまっているタイプの便秘です。

直腸の神経が鈍くなり、便意を感じにくくなっている状態です。

便意があるのにガマンしたりしていると、直腸性便秘になりやすくなります。

直腸性便秘の方は、便の量を増やすために、食物繊維と水分をたっぷりとるようにすると良いでしょう。

食事後、特に便意が無くてもトイレに行くよう、習慣づけると改善に役立ちます。

毎日トイレに座ることで、排便リズムを身につけて行きます。

①両手をおへそ部分に当てて中心部からぐるぐると外側に大きく円を描くようにさすります。

②最後は左下あたりで手の動きを止めます。そのまま少しだけ加圧します。

このとき、きつく押しすぎないように注意しましょう。

そのまま、その部分を指先で軽くトントンとリズムよく叩いていきます。①、②を3回行いましょう。

このエクササイズは、立ってやっても座ってやっても、どちらでもオーケーです。

★けいれん性便秘解消に効く骨盤体操

日ごろからストレスを感じやすい方に多く見られる便秘のタイプです。

過度のストレスや自律神経の乱れなどで腸のぜん動運動が強くなりすぎて、けいれんを起こして、腸が激しく収縮し、便が出にくくなっています。

腹痛を伴うのが特徴の便秘タイプです。

けいれん性便秘の方は、体をリラックスさせるエクササイズが効果的です。

ストレスの原因となる睡眠不足の解消、生活習慣や食生活の変化、職場環境、人間関係などもできれば見直していきたいです。

①あごの下に両手を置き、うつぶせになります。

②お腹を床につけたまま、骨盤を床から離して、頭を軸にし、骨盤を右に動かします。

③骨盤を左に動かします。
体をほぐすように、ゆらゆらとリズミカルに動かします。
左右30回動かします。

骨盤体操を続けて、便秘を解消しましょう!

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