多くの女性を悩ませている、体の冷え。
体の冷えは不快なだけでなく、体にいろんな悪影響を与えてしまいます。
体の冷えが、健康の妨げになってしまうんです。
体が冷えることによるデメリットについてご紹介します。
★肌や臓器の機能が低下する
冷えと血行は深く関わり、お互いに影響し合っています。
そのため体が冷えていると、血行も悪い状態となってしまうんです。
血液には酸素と栄養を細胞に運ぶ働きがあるため、血行が悪くなることで酸素や栄養が全身に行き渡らなくなってしまいます。
そのせいで、内臓などの機能が低下してしまうことがあります。
血行が悪いせいで肌質が低下したり、肌がくすんで見えたりしてしまうことも。
血液には老廃物などの不要なものを回収する働きもあるため、血行が悪いと老廃物が溜まりやすくなってしまいます。
この老廃物が、むくみや肩こりなどの原因となってしまうことも。
血液には、熱を全身に運ぶ働きもあります。
そのため血行が悪くなると全身に熱が届かなくなり、さらに冷えが進んで悪循環となってしまうんです。
★基礎代謝が低下する
体が冷えると、体温も下がってしまいます。
そのせいで、基礎代謝が低下してしまうことも。
基礎代謝とは、生きていくうえで自然に消費するエネルギーのこと。
この基礎代謝が高いと摂取したカロリーの消費が高くなるため、ダイエットに役立てることができます。
その逆に基礎代謝が低下すると、消費されるエネルギーが少なくなってしまいます。
脂肪も燃焼されにくくなるため、内臓脂肪もつきやすくなってしまいます。
基礎代謝が低い方が、太りやすい体となってしまいます。
基礎代謝は睡眠中のも行われています。
体が冷えていると寝付きにくくなったり、熟睡しにくくなったりしてしまいます。
そのせいで、睡眠中の基礎代謝が低下してしまうこともあります。
★免疫力が低下する
昔から「冷えは万病のもと」と言われています。
その理由の一つが、冷えによって起こる免疫力の低下です。
血液には、体の免疫機能を担っている白血球があります。
白血球が体の中に侵入したウイルスなどをやっつけて、体の健康を守ってくれているんです。
でも体が冷えて血液に流れが悪くなると、白血球がきちんと働けなくなってしまいます。
そのせいで、免疫力が低下して風邪などにかかりやすくなってしまうんです。
冷えは体に悪影響を与えてしまうので、健康な体を保つためには冷えない体作りをすることが大切です。