目の疲れと肩こりの解消法

オフィスワークをしていると、目の疲れが起こりがちです。

それが疲労感となり、肩こりになりやすくなります。

パソコンを使っていると、つい猫背になってしまいがちです。

そうした姿勢のバランスの崩れを放置していると、さらに目の疲労が回復しにくくなるような自律神経系のバランスになってしまいます。

それがまた緊張状態を生み出し、さらに目の疲れと肩こりが悪化して・・・という悪循環になります。

こうした事態から抜け出すためにには、日ごろから疲れた目の筋肉の血流を回復させることが大切です。

そしてなによりも大切なのは、目の周りのリフレッシュになる動作を行うことです。

また、肩こりと目の疲労回復に間接的に影響を与える首の筋肉への刺激を与えると有効です。

~疲れ目と肩こり解消に効果的なケア~

①目をぎゅっと閉じてパッと開く、という動作を5回繰り返します。

②顏は正面に向けたままにして、視線を上から下、下から上、右から左、左から右に動かします。
そして視線で円を描くようにしてぐるっと一回り、目を動かします。
ここまでが1セットです。
できれば3~5セットは繰り返すと効果的。

③背筋を伸ばした状態のまま、目を閉じてゆっくり下を向きます。
無理に力を入れて下を向いてはいけません。
頭の重みでじんわり首の後ろがストレッチされるのを感じるようにして動かします。
目を休めつつ、約10秒間、ストレッチします。
途中で首に痛みが出るときは中止してOKです。

④リラックスした楽な姿勢で目を閉じます。
ホットアイピローや蒸しタオルなどを、目の位置に当てます。こうすることで、血流回復ができます。
また、リラックス効果もあります。

⑤頸椎の位置を確認しましょう。
顔を下に向け、右手の指先を首の後ろ側の中央で、下の方に置きます。
すると、ごつごつした骨にふれるはずです。
これが頸椎です。
首の中央部分の指標となるところです。
そこから右手指先を指先1つ分、左にずらし、そのまま首に指先を軽く触れたままにします。
顔を正面に戻し、指先を首から話さずにゆっくりと右を向きます。
首の筋肉に気持ちがいい圧力が軽くかかっているのを感じつつ行います。
次に左を向きます。また右を向きます。
これで1セットです。
2セットやったら、指の位置を上にずらします。

⑥同じように、右左に顔を向けて、首の筋肉に軽い刺激を与えます。
このとき、強く圧力をかけないように注意します。
終わったらまた最初から繰り返します。
今度は右手指先で頸椎を触り、左手の指先を指先1つ分、右にずらして行います。
顔を正面に戻して、指先は首から離さないようにします。
ゆっくりと左を向き、右を向き、左を見る。
これで1セット。
そのあとは同じようにして繰り返します。

このストレッチは、心地よさというより痛みを感じてしまうときは、行わないようにしましょう。

また、寝違えてしまったときもお休みします。

習慣として、毎日行えるのが理想的。

パソコン作業の途中に、楽しみながら行うのが長く続けるコツです。

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