冷房症による体のトラブル

冷房症は、
暑い外の外気と、屋内に入ったときの冷房による温度差で、
体の自律神経機能が乱れてしまうことにより
引き起こされる夏特有の症状です。

もうすぐ夏は終わるとはいえ、
まだまだ暑い日々は続いています。

なぜだか分からない体の不調が続いているときは、
冷房病かも? と疑ってみましょう。

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冷房により、体を冷やしすぎることは、
体にとっては大きな負担となります。

冷房により、血流が阻害され、
手足や腰の冷えが起きやすくなります。

放置していると、
この症状が慢性化してしまいます。

しかも、
それがさらに進むと、
内臓の機能低下も引き起こしてしまうで、
気を付けないといけないのです。

冷房病とは別に
「コールドショック」という症状も、
夏特有の症状と言えるかもしれません。

暑い外を歩いてきて、冷房の部屋に入ると、
気分が悪くなったり、めまいやふらつきを感じてしまうことがあります。

これがコールドショックです。

急激な温度の変化に、体がついていけず、
軽いショック状態を起こしてしまっています。

もちろん、
体にとって良い状態ではないことは言うまでもありません。

冷房による自律神経の乱れが引き起こす不快症状はさまざまですが、
代表的なものには、5つあります。

★なんだか疲れる

慢性的な冷えにさらされてしまうと、
自律神経のバランスが崩れてしまいます。

疲れやだるさは、
そうした自律神経のバランスの乱れにより引き起こされます。

これを放置しておくと、
ストレスが溜まってしまって、不眠にもつながってしまいます。

★肩こり

自律神経のバランスが崩れて、血流が阻害されます。

それにより、疲労物質である乳酸が筋肉にたまります。

これが肩こりおもとになります。

★免疫力の低下

これも自律神経の乱れにより、引き起こされます。

自律神経が乱れると、免疫力が低下してしまいます。

免疫力が落ちると、
ウイルスなど外敵からの攻撃にも弱くなってしまいます。

風邪をひきやすくなったりします。

また、免疫力の低下はアレルギーを誘発するといわれています。

★むくみ

血液と水分の代謝がわるくなることで、
手足がむくみやすくなります。

夕方にむくんでしまいやすいのは、
重力により、体の水分が下のほうにたまってしまうからです。

★月経不順、生理痛

ホルモンバランスが乱れると、
月経不順や月経痛がひどくなりやすいです。

これには冷えが関係しています。

冷えにより、
骨盤のゆがみも引き起こしてしまうので注意。

骨盤がゆがんでくるのがすすむと、
子宮や卵巣の位置がずれてしまいます。

それが
排卵を阻害する要因にもなってしまいます。

冷房は涼しくて快適な空間を作り出してくれますが、
同時に体にとっての負担も大きくなります。

体のためにも、地球のためにも、
冷房のかけすぎには注意したいですね。

暑いなと思っても、
冷房は28度までで設定しておきたいです。

扇風機を回すと、
涼しく感じやすくなるので、あわせて使いたいですね。

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