秋冬の寒くなる季節がやって来ました。むくみというと、夏のイメージも強いかと思います。
しかし、冬の寒い日に真っ赤なほっぺで、いつもよりまんまるのようになっている気がするなんて経験はありませんか。
それは、むくみです。
体の筋肉と同じように顔の筋肉も疲れにより、凝り、こわばるということがあります。
そんな状態の時には、老廃物も流れにくい状態です。
そのままにしておくとむくみが解消せず定着してしまいます。
いわゆる顔太りということです。また、顔のむくみは顔のたるみの原因となります。
★冬のむくみの原因
では、なぜ冬にむくみやすくなってしまうのでしょうか。
まず、原因とされるのが、冬の寒さです。顔や体が冷えることにより、筋肉が硬くなります。
そのため、血行が悪くなるので余分な水分や老廃物が流れにくくなり、顔のむくみに繋がります。
更に、寒さ故に外出が軽減されます。
そのため、体の筋肉があまり使われなくなり、血液やリンパの流れが悪くなります。
また、夏場は水分を積極的に摂りますが、冬になると水分を摂るのを忘れがちになってしまいます。
水分を摂らなすぎるのも、むくみの原因となります。
体が水分不足を感じると、汗などを作るための水分をとっておくため身体に溜め込もうとします。
それにより、尿を出さないようにします。
その状態で、水分を摂取するとむくみの原因となります。
これらのむくみは、顔だけというわけではなく体全体のむくみの原因といえます。
★対処法
では、どのような対処をしたらよいのでしょうか。
それはまず、当たり前ではありますが、防寒対策をしましょう。
「お洒落は我慢」というのは、むくみの原因となります。
スカート、生足なんてもっての他です。
美容にも健康にもよくありません。
使いすてカイロを積極的に使うとよいでしょう。
更に、運動を心掛けましょう。
体をあまり動かさないと、血液も悪くなり筋肉も衰えやすくなります。
そして、体の冷えに繋がります。
体を動かすことは冬太り解消にも繋がり、一石二鳥といえます。
更に、体を温める食材を食べるようにし、お風呂に毎日浸かることで、体を温めるようにしましょう。
体を温める食材は、人参、ショウガ、にんにく、ごぼう、ネギ、大根などです。
それ以外で体を冷やすものは避けましょう。
生野菜も要注意で、体を冷やしてしまいます。
加熱して食べましょう。
また、入浴中やお風呂上がりに、顔のリンパマッサージや頭皮マッサージもおすすめです。
最後に、冷えが一番のむくみの敵です。
防寒対策は皆さんしていると思いますが、顔の防寒ってなかなかできませんよね。
顔が冷えても顔の血流が悪くなりむくみの原因となります。
マフラーなどをうまく使用し、顔周辺も温かくしましょう。