食事制限のダイエットの中には、食べてはいけないものやルールが細かく設けられているものが多々あります。
そんなルールに縛られてストレスを感じ、途中で投げ出してしまっては、元も子もありません。
さて今回は、ダイエットの中でも食事制限があまりなく、話題の「8時間ダイエット」についてお話ししましょう。
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★8時間ダイエットとは
8時間ダイエットは、アメリカでブームとなり日本でも話題になったダイエット方法です。
8時間ダイエットには、以下のルールが定められています。
•一日の食事の時間を8時間以内に収める
•毎日決まった時間に食事をする(なるべく18時以降は食べない)
•摂取カロリーを増やさない
この3つの点を守り、正しい方法で行えば減量できるという方法です。
一つ目の、「食事の時間を8時間以内に収める」ということが、このダイエット方法の中で最も重要な点です。
また、毎日決まった時間に食事をすることにより、体内時計を合わせ、代謝を上げます。
最後に、摂取カロリーについては最も勘違いされやすい点です。この方法は、8時間以内であれば何を食べても良いという方法ではありません。
時間内だからと言って沢山食べてしまうと、ダイエット失敗のもととなってしまいます。
★何故8時間なのか
それでは何故食事の時間が8時間以内と定められているのでしょうか。
以下の理由が考えられます。
・断食
8時間以内に収めることで、残りの16時間は断食していることになります。この間胃腸を休めることができ、腸内の活動が正常化され、排泄もスムーズになります。
・就寝前の食事の回避
8時間ダイエットを行うと、日中の活動時間内に食事の大方を済ませ、就寝直前の食事を避けることになります。就寝直前の食事は、体が消化と睡眠という活動を同時に行うため、安眠できない原因になります。
良質の睡眠を摂れないことにより、脂肪を分解する役割である「成長ホルモン」が減少し、筋肉を脂肪に変えるコルチゾールが増加することとなります。
また、成長ホルモンの減少は、肌細胞の生まれ変わりを妨げるため、美肌を作る上でも悪影響を及ぼします。
★注意点
それでは、8時間ダイエットを行う上で、一体どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
次のような点が挙げられます。
・摂取カロリーをオーバーしない
・栄養のバランスに気をつける
8時間ダイエットは、その他の16時間食物を断つという断食の要素が強いダイエットです。そのため、「今のうちに沢山食べておこう」という心理が働くのも無理はありません。
しかし、短時間カロリーオーバーしてしまうと、胃腸にも負担をかけ、体を壊してしまうことにもなりかねません。
また、偏った栄養のものを食べていると、空腹や体調不良の原因にもなります。
ある意味ストイックな方法とも言える8時間ダイエットですが、厳しい食事制限もなく、人気です。まずは2週間、試してみては如何でしょうか。