寝る前スマホは安眠をさまたげる

仕事から帰って来て、
食事をして、テレビなどを見て、
眠りにつくまでの時間、
ついベッドに寝転がってスマホをチェックしてしまいがちです。

あるいは、寝ながらテレビを見るとか・・・。

寝る前の時間に好きなテレビやスマホをいじったりする時間って、
すごく楽しいのです。

寝ようかなと思っても、
なかなか眠れないときも、スマホは便利な道具です。

寝る前にスマホでメールなどをチェックしたり、
眠れないからといって、
気になっていたことを検索したり。

こうした何気ない動作が、
睡眠に悪影響を与えています。

寝る前スマホは、
睡眠に2つの悪影響を与えます。

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寝る前スマホの悪影響①脳が興奮状態になる

寝る前に、
スマホを使って新しい情報を送ってしまうと、
脳が目覚めて興奮状態になってしまいます。

眠るときは、
自律神経のうち、
「交感神経」が「副交感神経」に切り替わります。

でも、
寝る前スマホで脳を刺激してしまうと、
交感神経が切り替わらないままになってしまいます。

眠りにつけないからと、
なんとなくスマホをいじってしまうと、
交感神経が刺激されて、ますます眠れなくなってしまうのです。

スマホをしたあと、
寝ようと思って頭ばかりがぐるぐる動いて、
目がさえて、眠れなくなってしまうのは、
そういう背景があるのです。

寝る前スマホの悪影響② ブルーライトが睡眠リズムをくるわせる

スマホの機種全般で言えることですが、
スマホにはLEDライトが使われており、
そのLEDライトが放つ「ブルーライト」には、
睡眠リズムをくるわせてしまう作用があるのです。

光には、さまざまな長さがあります。

波長が長い光、短い光、さまざまです。

スマホのLEDライトが放つブルーライトは、
波長が短い青色の光です。

この波長は、
朝日の光に似ています。
朝目覚めると、朝日を浴びて、脳を目覚めさせると良い、
といわれますね。

朝日は脳を目覚めさせるはたらきがあります。

だから、
朝日と似ているブルーライトを、
寝る前に浴びてしまったら、脳は目覚めてしまいます!

寝るどころではなくなってしまいますよね。

しかも、
波長が短い光は、
長い光よりも散乱しやすいので、目が疲れやすいです。

またブルーライトは青色でピントがぶれやすくなり、
スマホで小さな文字を、手で操作しながら読み進めて行くとき、
焦点を合わせようとして、目の筋肉はかなり緊張します。

眠る前に、目は緊張状態になってしまいます。

疲労感があって眠いし、疲れているのになぜだか眠れない、
というときは、
ブルーライトにより生み出された緊張状態が原因と考えられます。

このようにして、
寝る前スマホを毎日繰り返していると、
体内リズムがくるってしまい、
眠たくても眠れなくなってしまいます。

目も体も疲れているのに、
いつまでも眠れないという
おそろしい「不眠症」におちいってしまいます。

LEDライトはスマホ以外にもいろいろなところで使われているので、
気を付けないといけません。

液晶テレビもそうだし、
今ではシーリングライトもほとんどがLEDライトになっています。

PCからもブルーライトが出ています。

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