クレンジング、洗顔の基本

今更ですが、クレンジングと洗顔についてしっかりと理解していますでしょうか。
特に秋冬の、寒い季節になると乾燥が気になりますよね。
そんな季節だからこそ、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。

★クレンジングと洗顔

クレンジングと洗顔というのはセットであり、別物です。
クレンジングは、メイクなどの脂汚れや、毛穴につまった角質や黒ずみといった汚れを落とす効果があります。
そのため、「メイク落とし」と呼ばれています。

それに対して洗顔は、古くなった必要のない角質や皮脂、汗、ホコリなどといったものを落とす効果があります。
つまり、クレンジングとは”油性の汚れ”や毛穴つまりを、洗顔とは”水性の汚れ”を取り除いてくれるということになります。

では、どのように洗うのが良いのでしょう。
一生懸命擦れば汚れがたくさん落ちるわけではなく、正しい方法できちんと洗ってあげなくてはなりません。

★クレンジング

クレンジング剤にもいろいろな種類がありますが、基本的に洗い方は同じです。
ポイントは、クレンジング剤をメイクによく馴染ませ、浮かすように落とすことです。
力は入れず、やさしく撫でるように洗いましょう。

しかし、時間をかけすぎてしまうことは逆効果になります。
すすぎまでを含め、約1分以内に終えると良いでしょう。
また、クレンジング剤が少なすぎると摩擦が大きくなり肌を痛める原因となってしまうので、適切な使用量を守りましょう。

更に、指のはらで温めて使用することで、メイク汚れが落ちやすくなります。

★洗顔

続いて洗顔です。間違った洗顔や洗いすぎなどはかえって角質層にダメージを与え、乾燥肌、敏感肌、脂性肌、毛穴、シミなどといったトラブルの原因となってしまうので気をつけてください。

洗顔は、酸化した皮脂、メイクなどの汚れを落とすことが目的となります。
しかし、お肌に必要とされる皮脂や肌のうるおいを保つための角質層のセラミドといわれる天然保湿成分まで洗い流してしまう、行き過ぎた洗顔をしてしまっている人も多くいます。

そんな人は、保湿をすれば大丈夫なのでは?と思っている人も多いかと思います。
しかし、肌はダメージを受けており、バリアが低下してしまいます。
回復するには、一晩から数日が必要となってしまいます。
ですので、きちんとした洗顔をしましょう。

まず、洗顔をするときに手をキレイにあらいます。
次に、洗顔石鹸をきめ細かい泡に泡立てます。
Tゾーンからやさしく洗います。
この時なるべく指が肌に触れないようにしてください。

また、目元や口元は泡をのせるだけで十分です。
最低20回以上33~36℃くらいのぬるま湯ですすぎ、顔を拭くのではなく、タオルでおさえる程度で大丈夫です。
その後すぐに、保湿しましょう。
3分以内に行えると理想です。

クレンジングだけでは一見キレイに汚れが落ちているようにみえるため、洗顔がなくても大丈夫と思ってしまう人も多くいるかと思います。

しかし、油性と水性と性質の異なる汚れを対象としているので、クレンジング+洗顔の活性化酸素”ダブル洗顔”を行うことがはスキンケアに必要といえます。

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