スマホを見ているときは、どうしても前傾姿勢になってしまいます。
猫背の状態になりがちです。
そうした姿勢をとっていると、内臓が圧迫されてしまいます。
特に、首が猫背になってしまうと、頬から下の部分にある顔面の筋肉が下方向の重力を受けて、たるんでしまいやすくなります。
背中が丸くなると、体の中の内臓が圧迫されて、血液やリンパの流れが悪くなってしまいます。
それが筋肉や骨、関節に疲労をため、顔のたるみを引き起こしやすくなります。
慢性的な疲労も引き起こしてしまいます。
スマホの液晶画面をのぞき込んで文字を読むとき、顏が下向きになります。
そうすると、あごに常に重力がかかります。
口の周りが下に引っ張られて、顔がたるんでしまいます。
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とはいえ、スマホを全く使わずに生活することは、現代生活ではほぼ無理になりつつあります。
そこで、スマホを使いつつも、顔のたるみを防げるように、上手に使うことが必要になってきます。
そのためには、まずスマホを持ち上げましょう。
目線までスマホを持ち上げれば、顔が下を向いてしまうのを防ぐことができます。
姿勢を前かがみにしないように、普段から意識して背筋を伸ばすようにしましょう。
このとき、注意したいのは、背筋を伸ばしすぎて、腰を反らせないことです。
腰を反らしてしまうと、腰猫背になってしまいます。
座っているときは、足を組まないようにしたいです。
足を組んでいると、姿勢がゆがみやすくなるのです。
すでにたるんでしまった顔を元に戻すために、併せて頬や顎をほぐすマッサージも行っておきたいです。
まずは、引き下げられて硬くなっている筋肉をほぐす口のマッサージを行います。
まず、下から上に、円を描くようにして、口の周りから頬にかてマッサージしていきます。
次に、こめかみから首に流すマッサージをしましょう。
前かがみの姿勢を改善するために、肩甲骨を意識したストレッチも有効です。
~肩甲骨ストレッチの方法~
①左右の方を平行にして立ちます。
両肩の位置を揃え、お腹をへこませ、お尻を閉めます。
胸を開いてお腹をひっこめましょう。
これを5秒間。
②ゆがみを解消して琳派と血液の循環を改善します。
奥歯を軽くかみしめ、鎖骨を両手で押さえて上を見て、首筋を伸ばします。
これを10秒。
③僧帽筋をストレッチします。
右手を左側の背中にまわし、その右手で肩がこっている部分をおします。
これで僧帽筋周辺の筋肉をほぐすことができます。
反対側も行いましょう。
これを30秒間行います。
④脊椎起立筋、僧帽筋を動かし、背筋のバランスを整えます。
両手を後ろに組んで、ぐっと伸ばし、そのまま上に上げます。
これを10秒。
⑤姿勢を保ちましょう。
頬骨と両肩、腰骨の位置が同じ向きになるようにして、美しい姿勢をイメージして正しい姿勢を保ちます。
このようなエクササイズをしつつ、首元や足元を温めて全身の血流を促進してあげると、より効果的になります。