朝、早く起きたいけれど、なかなか起きられない・・・
そんなときに活用したいのが、自己覚醒法です。
2人に1人が実行可能と言われる脅威の早起き法を実践して、
朝型人間を目指しましょう!
朝、遅く起きてしまうと、
そのあとなかなか布団から出られません。
時間ばかりぐずぐずと過ぎてしまいます。
そして、起きてから
「もっと早く起きれば良かったなあ・・・」と後悔してしまう。
そんな毎日からおさらばするには、
自己覚醒法が効果的となるかもしれません。
スポンサード リンク
自己覚醒方法は、英語でself-awakeningと言います。
なんだか仰々しいネーミングではありますが、
実は多くの人が、マスターできる方法です。
海外の報告では、
日常的に毎朝、自己覚醒している人は、
21~81歳で50%にもなるそうです。
日本での調査では、
大学生で自己覚醒できる人は、
約10%と低いです。
しかし、
65歳以上の約75%が、
自己覚醒を実践しています。
これは長い間、自己覚醒のトレーニングを続けることで、
習慣化していくことが原因にあると考えられます。
若い世代には、夜型の人が多いのも、
自己覚醒している人が少ない背景にあります。
早く起きたいのだけど、
睡眠時間が足りていないため、
朝早くに目覚められないのです。
しかし、
年齢を経るごとに、
人間は朝型の生活にシフトしていきます。
そして、
心身が必要とする睡眠時間も、少なくなっていきます。
だから、高齢者は自己覚醒しやすくなるのです。
起きたいときに、目を覚ますことができる。
そんな自己覚醒の成功率について、
もう少し見て行きます。
自己覚醒できる、
と答えた男女7人で実験が行われました。
就寝は午前0時で、
午前3時30分や5時30分に自己覚醒できるように設定しました。
覚醒予定時刻の
前後、40分以内に目覚めることができれば、成功とします。
その結果、
7人で14回実験したうち、12回で自己覚醒に成功しました。
その成功率はなんと、86%。
覚醒した自国の正確さも素晴らしく、
予定時刻の前後10分以内が36%、
20分以内が21%、
30分以内が7%でした。
40分以内は21%です。
自己覚醒が成功した時の、
睡眠の状態についても調べられました。
目を覚ます直線の睡眠の状態は、
レム睡眠が67%、
ノンレム睡眠のステージ2がが25%、ステージ4が8%。
レム睡眠とは、
睡眠と覚醒の間にある、夢うつつの状態です。
ノンレム睡眠のうち、
ステージ2は比較的浅い睡眠です。
ステージ4は、深い睡眠です。
このことから、
自己覚醒に成功しやすいのは、
浅い睡眠のときである、
ノンレム睡眠のときだということが分かります。
深い睡眠にあるときは、自己覚醒しにくいです。
だから、
自己覚醒をするためには、
覚醒予定時刻にノンレム睡眠が来るよう、
睡眠のリズムを調整すると良い、ということが分かります。
次回は、
自己覚醒を成功させる、調整の方法について、ご紹介します。
