毛穴の黒ずみを隠そうとすると・・・

気になるものって、
隠したくなるものです。

たとえば、
部屋が散らかっている状態で、
お客さまをお呼びする事態になったときに、
それは顕著になったりします。

とにかく、
目の前の状態をすっきりさせたい。

一刻も早くなんとかしたい。

と思うと、
とりあえずクローゼットを開け、
散らかっているものを手当たり次第、
詰め込んでしまいたくなります。

クローゼットの扉を閉めれば、
とりあえず部屋のスッキリは実現します。

これが、
お肌の黒ずみにも言えることだったりします。

鏡を見て、
目の前に映る自分の顔にできている、
ぽつぽつとした黒ずみ。

これを、
今すぐどうにかしたい! と思ってしまいます。

これは自然な願望でしょう。

しかし、
その方法を間違えると、
大変なことになるかもしれません。

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毛穴を隠したいからと言って、
毛穴が気になる部分に、
何層もファンデーションを重ねてしまうのは、NGです。

たしかに、その気持ちは分かります。

よくわかります。

でも、
無理して隠そうとしてしまうと、
その黒ずみが余計に目立ってしまうかもしれません。

それが、
クローゼットに物を詰め込んで、扉を閉めて、
部屋をスッキリさせたときと違う点です。

顔は、皮脂の分泌が盛んです。

とくに暑い時期は、よけいに皮脂分泌が盛んになります。

日本の夏は、高温多湿です。

そのような環境の中で、
ファンデーションを厚く重ねてしまうと、
そのファンデーションと、皮脂とが混ざり合ってまい、
化粧崩れを招いてしまいます!

それだけではなく、
時間とともに、皮脂は酸化して変色してしまいます。

時間がたつごとに、
肌の色は濁って行き、黒ずみが加速していきます。

朝はビシッとメイクしたつもりが、
夕方頃には別人のような顔になってしまうかもしれません。

せっかく念入りにファンデーションを重ねたのに、
それがあだとなり、
余計にひどい状態になってしまうのです。

これは困ります。

夏場は、汗や皮脂がたくさん分泌します。

それに、
空調が効いた屋内にいる場合、乾燥も進んでしまいます。

だから、
とりわけ化粧崩れが起きやすいのです。

毛穴の黒ずみが気になるのは分かるけれども、
隠すのは最小限にとどめて。

カムフラージュするのは必要ですが、
なるべくファンデーションは薄づきにするべきです。

このことを知っていると知らないとでは、大違いです。

ファンデーションは、
朝塗ったら、夜までそのまま、
という人も少なくないかもしれません。

リップは食事をしたり、
時間の経過とともに色が落ちてしまうので、
適宜塗りなおしますが、
ファンデーションはそのまま、
というパターンは意外と多いものです。

でも、
汗と皮脂分泌が多いこの時期には、
ぜひファンデーションの化粧直しもしていただきたいです。

空調の効いた屋内にずっといる、
オフィスワークをしている人は、乾燥対策も大切です。

化粧室に行くときにミストを持参し、
ちょっと水分補給してあげるだけでも違います。

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