表情筋の衰えがたるみを起こす

たるみを放置しておくと、老け顔に一直線です。

たるみがシワになってしまうと、消すのはとても難しくなります。

なるべくたるみの段階で改善したいです。

たるみが起こる原因には大きく分けて、表情筋の衰えと、コラーゲンの減少があります。


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表情筋とは、顔にある筋肉のことです。

表情筋には40種類以上があると言われています。

しかし、日常的に動かしているのは、このうち30%のみ。

普通に生活していても、ほんの少ししか使いません。

また、筋肉は使われないと、どんどん退化していきます。

表情に乏しい生活をしていると、表情筋はどんどん退化して、たるみが加速します。

加えて年齢を重ねるつれ、表情筋が退化していく、という要因もあります。

年齢と共に筋力が弱り、足腰が弱くなっていくものですが、これは顔の筋肉も同じ。

だからこそ、表情筋が衰えないよう意識することが大切なのです。

表情筋を鍛える一番効果的な方法は、よく笑うことです。

にっこり笑うと、顔全体の筋肉を使います。

両頬や口角が上がり、眉根が外に向かって引き上がります。

目尻は下がります。

そのとき、前頭筋(ぜんとうきん)・眼輪筋(がんりんきん)・頬筋(きょうきん)・口輪筋(こうりんきん)などさまざまな筋肉が使われているのです。

表情筋をいっぱい使って笑っていると、イキイキとした表情になって魅力的です。

それだけではなく、筋肉の運動量も増えます。

だから、たるみ対策になるおです。

笑うと表情筋の上にある、血管やリンパの流れも促進できます。

新陳代謝が高まるので、アンチエイジングに役立つのです。

筋肉には、自分の意思で動かせる随意筋(ずいいきん)と、自分の意思では動かせない不随意筋(ふずいいきん)があります。

不随意筋は、内臓や瞳孔のように、自律神経の働きによって無意識のうちに動きます。

表情筋は、随意筋と不随意筋、2つのタイプを併せ持っています。

つまり、表情筋にはウソがつけないのです。

愛想笑いをして、表面だけ笑っていても、どこかぎこちないものですよね。不自然です。

このように、自分の本当の気持ちが出てしまうのが表情筋の手ごわいところです。

人の表情を見て、笑っているのに目が笑っていない、って思うことがありますよね。

また、自分で笑顔をコントロールしていることもあります。

笑いジワができるのを恐れて、思いっきり笑わないようにしていたり・・・。

でも、そうすることで、一時的に笑いじわは防げても、筋肉が衰えて、ほかの部分のたるみが進行しかねません。

自然な笑顔はまわりを幸せにするし、たるみ対策にも効果的です。

大切なのは、心から笑うこと。毎日の喜怒哀楽を正直に表現することで、自然な笑顔が身についてきます。

オフィスワークでずっとパソコンに向かっていると、無表情になりがちです。

こういう状態では、筋肉がこわばりがちです。

そんなときには、トイレで席を立った時に、表情筋を動かしてあげましょう。

鏡を見て、にっこり笑う。それだけでもいいのです。

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