髪の健康について

年齢を重ねるごとに気になってくるのは、髪の健康です。いつまでも、黒々として若々しい髪を保ちたいですよね。今回はそんな誰しもが気になる「髪の健康」について、じっくりとお話しして参りましょう。

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★髪の毛とは何か
それでは、髪の毛とは一体何でしょうか。髪の毛は、主に「ケラチン」というたんぱく質で出来ています。ケラチンは皮膚を構成する成分でもあり、髪の毛はその延長にあるものです。

ケラチンの特徴は、シスチンというアミノ酸を豊富に含んでいることです。シスチンは、私たちが生きる上で欠かすことの出来ない成分でなりたっています。

生命維持のために、シスチンが日々消費されているのですが、髪の毛はその中でも優先順位の低い部分です。

すなわち、シスチンが何らかの原因で不足している場合、髪の毛にまで栄養が渡らず、髪の不調の原因にもなるという事なのです。

シスチンは、大豆や小麦粉、レバー、牛乳、卵などの食品から摂取出来ることがわかっています。

また、飲酒によって生じる有害物質「アセトアルデヒド」を分解する時に、シスチンが消費されることも分かっています。

★髪の毛の健康状態
髪の毛が健康である状態とは、一体どのような状態を指すのでしょうか。シャンプーの際、抜け毛が多くなった、頭皮が脂っぽくなった、頭皮がかゆい・・・というのは、健康の黄色信号がついた状態です。

まずは生活習慣や食事を見直すことから始めましょう。一方、健康の髪の毛とは、以下の条件から成っています。

・頭皮が健康である
頭皮は、髪の毛を支える大地の部分です。良い土でないと、良い植物が育たないように、健康な毛髪のためには、健康な頭皮が必要なのです。

健康な頭皮とは、柔らかい頭皮のことです。柔らかい頭皮の場合、毛穴が開きやすく、汚れも落ちやすいものです。反対に硬い頭皮の場合、毛穴が詰まってしまい、髪の毛も痩せてしまいがちです。

・皮脂の量が正常である
皮脂は、少なければ少ないほど良いという訳ではありません。皮脂が少ないと、乾燥の原因となり、フケなどが出やすくなります。また、多すぎる状態だと毛穴が詰まり、トラブルの原因にもなります。

・水分量が適正である
髪の毛を触った時に、ゴワゴワとしていたり、指通りが悪いと感じたら、それは髪の毛の水分量が少ないと見て相違ありません。

健康な状態だと、ハリやツヤがあり、触った時に引っかかるようなことはありません。
髪の毛が乾燥している場合、ドライヤーの当てすぎが第一の原因として考えられますので、注意しましょう。

頭髪は、女性にとってはもちろん男性も気になる箇所です。もしも、不調を感じている場合は、生活習慣や食事の見直しから始めてみては如何でしょうか。

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