目の健康について

かすみ目や疲れ目・・・。パソコンを頻繁に使用するようになった現代社会では、特に目の健康に気をつけたいところです。

今回は、私たち現代人が最も酷使している「目」について、じっくりとお話しして参りましょう。

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★何故視力が落ちるのか
そもそも、視力が落ちる原因には、一体どのようなものがあるのでしょうか。中でも、最も多い「近視」の症状を例にとって、お話しして参りましょう。

目が悪い人の多くは、近くのものが良く見えるのに、遠くのものは見えづらいという近視の症状を抱えています。実は、近視になる原因には様々な説が存在しています。

代表的なもので、第一に「遺伝によるもの」です。近視が親から子へと遺伝するケースは89%と、かなりの高確率な割合です。

次の原因は、「環境によるもの」です。ゲームや読書などで目を酷使したり、照明が暗い場所で生活していると、目が悪くなると言われているのは、多くの人の知るところでしょう。

★目の健康のために
では、目の健康のためには一体どのようなことが必要なのでしょうか。
症状別に考えていきましょう。

・近視
近視の進行を予防するためには、正しい姿勢で過ごすことと、明るい環境の中で読書やテレビを視聴することが肝要です。

腹這いや仰向けの読書は、対象物と目の距離が近くなりすぎたり、体の影になって暗くなり過ぎたりと、目を酷使することになります。

また、長時間のゲームやテレビの視聴も近視となる原因の一つです。
適度に休息をとり、目を労わりましょう。

・疲れ目
疲れ目は、目の中の「水晶体」を動かす筋肉の疲労により起こります。水晶体は、カメラで言うところのレンズに当たる部分で、人間が物を見る時にピントを合わせ、像を結ぶ手助けをしています。

水晶体を動かす時に近くのものを見続けると筋肉は収縮したままとなり、目の周りが重くなったり、物が見えづらくなったりします。

この症状を一般的に「疲れ目」と言います。疲れ目というと軽い症状のように聞こえますが、放っておくとめまいや吐き気、頭痛などを引き起こしたりする危険性が高いので、注意が必要です。

疲れ目の主な原因は、パソコンの長時間の作業や、メガネやコンタクトレンズの度数が合っていないことによります。

パソコンで作業を行う際は適度に休息を入れ、時折外の景色などの遠くを見る工夫が大切です。

また、メガネやコンタクトが自分の目に合っているかなどの点検もこまめに行いましょう。

かねてより人間を悩ませてきた近視と現代人特有の症状である疲れ目。そのどちらに対しても、目に十分な休息を与え、酷使し過ぎないことが有効な対策です。

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