寝不足や仕事の残業などにより、顔の中でもあなたと共に日々働いている部分があります。それは目です。
疲れていると、目の下のクマや、目のかすみがサインとなって教えてくれるのですね。そんなサインを感じたら、十分なアイケアで目元を一休みさせてあげましょう。
スポンサード リンク
★薄さ0.5mmの健康バロメーター
顔の皮膚の中で最も薄い部分が、目元の皮膚。その薄さはおよそ0.5㎜ほどです。
そのため、とてもデリケートです。目元の主なダメージとしては、クマ、くすみ、しわなどがあります。
また、目元を日々注意深く観察することによって、健康のバロメーターとしても活用できます。
★クマの種類と原因
クマの種類は、睡眠不足や血行不良が原因のものと、そうではないものがあります。クマは大きく以下の四種類に分類されます。
・青クマ・・・一般的なもの。主に睡眠不足や血行不良が原因
・黒クマ・・・たるみが原因。目の下に濃い影が出来る
・赤クマ・・・疲れ目が原因。静脈・動脈のうっ血
・茶クマ・・・色素沈着。紫外線、こすりすぎが原因
★クマの改善方法
①青クマには
良質の睡眠をとることはもちろん、血行促進するケアを重点的に行いましょう。
青クマの色は、「酸素を含まない青黒い血の色=血行不良」です。
そのため、蒸しタオルで目の周りを温めることと、目の周りを優しくマッサージすることによって改善されていきます。
また、肌荒れによって皮膚が薄くなっている時も、血管が青く透けて見えます。
その際は、保湿をしっかりと行い、肌を労わって下さい。
②黒クマには
黒クマの改善は、目元のみならず肌全体のコンディションを見直すきっかけにもなるでしょう。
何故なら黒クマの原因であるたるみは、肌の老化の一種であり、その改善方法は、老化防止や美肌作りの基礎となるものだからです。
ここでは、紫外線によるダメージにより減少したコラーゲンを補うことで黒クマの改善を図りましょう。アーモンドなどのビタミンEが豊富な食品を意識的に摂り、コラーゲンなどの保湿成分が入った化粧品を使用し、十分なケアを試みましょう。
③赤クマには
赤クマは疲れ目によるものがほとんどです。青クマ同様、蒸しタオルで温めたり、目の周りのマッサージをすることによって改善できます。
④茶クマには
茶クマのケアは「メラニン色素」がキーワードです。メラニン色素は紫外線によるダメージによって増加します。メラニン色素作り出すメラニンは通常、肌が日々生まれ変わることによって、老廃物として体外に排出されます。
しかし、そのサイクルに時間がかかってしまうと、メラニンが蓄積されメラニン色素により色がくすむという訳です。
肌サイクルを整えるためには、ビタミンC誘導体が入った化粧品を使うことが有効です。また、日頃からUVケアをしっかりと行い、紫外線をカットしましょう。
さて、クマ改善を中心としたアイケアをご紹介しましたが、如何でしたでしょうか。
明るい目元で、若々しい印象を保ちましょう。