寝ようとしてもなかなか眠りにつけない、というお悩みを抱えている人は多いものです。
現代人はストレスを抱えがちなので、それが眠りを妨げているのかもしれません。
でも7~8時間の睡眠時間を確保して、良質な睡眠をとれないでいると、肥満になりやすいと言われています。
健康のためにはもちろんですが、ダイエットのためにも、ぐっすり眠れるようになりたいですね。
寝つきがわるいというのは、体質のせいだけではありません。
そもそも人というのは、美容にはいろいろ気を使っても、睡眠にはあまり気を使わないことが多かったりします。
眠るということは、あまりにも当たり前のことなので、意味も分からず、ただ夜になったら布団に入るという習慣になっているせいなのかもしれません。
でも、睡眠って、睡眠のとり方を考えるだけで、その質がずいぶん変わってくるんですよ。
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ちなみに、睡眠は、心身の休息や、身体の細胞レベルでの修復、高次脳機能にも深く関わっています。
高次脳機能というのは、記憶の再構成のことを言います。
下垂体前葉は、睡眠中に2時間~3時間の感覚で、成長ホルモンを分泌します。
放出感覚は、睡眠によって変化しませんが、その量は変化します。
だから、子供の成長、傷の治癒、肌の新陳代謝は睡眠時にはたらきが活発になります。
「自然治癒力」と言われているものは、睡眠中に活発化します。
ちなみに夢は、危機への対処をシミュレーションする役割があると思います。
眠っている時間というのは、人間にとって、とても大切なものなんですね。
ただ体を休めるだけじゃないんですよ。
睡眠時間を1日8時間で計算すると、1日の3分の1を睡眠時間に費やしていることになります。
人生が80年だと計算すると、27年も寝ていることになります。
27年も寝ているというということですから、快適に寝ることって、とても大切なんだと思いますよね。
だからこそ、寝る前にエクササイズを実行して、気持ちよく眠れるようにしてほしいのです。
エクササイズして、しっかり寝れば、体にとっていろいろメリットがあるし、ダイエットにも役立ちますよ!
おすすめのストレッチをご紹介します。
★首筋すっきりストレッチ
上がりやすい肩を下げるためのストレッチです。
寒さや緊張、デスクワークなどにより、私たちの肩はどんどん上がってしまいがちです。
そうなると、首がつまって、胸が閉じ、呼吸が浅くなってしまいます。
すると、肩こりになりやすくなるし、イライラして血色が悪くなり、肌ツヤも失われます。
このストレッチをすると、疲労感が消えて、ぐっすり眠りやすくなるのです。
「今日は疲れたな」と感じたら、寝る前に実践していただきたいストレッチです。
①座った姿勢で両手を腰のあたりで手の平に合わせ、指を絡めてお祈りするように組みます。
組んだ手を左腰に当てます。
ゆっくり息を吐きつつ、右の肩を上げ、右肩を後ろに引いて胸を開きます。
その姿勢のまま、1分ほど呼吸を繰り返します
②吐く息でゆっくりと頭を右側に倒し、目線を床・左肩・左肩に移動させて伸ばしやすいところで1分ほど呼吸します。
反対側も繰り返しましょう。
