寒い季節は、もつ鍋でコラーゲンをたっぷり摂取しましょう。
レタスと一緒に煮込むというのがミソです。
レタスにはβカロテンが多く含まれています。
粘膜を強化し、風邪などの感染症を防ぐ効果が期待できます。
レタスを切ると、乳白色の液が出ますが、これラクッコピコリンという成分で、精神を安定させて、眠りを誘う成分です。
寒い冬の夕食をレタスもつ鍋にすると、ぐっすり眠れますよ。
レタスもつ鍋をつくるときは、レタスがしんなりしすぎないようにするのがポイントです。
なるべく大きめにちぎって入れるか、食べる分をその都度、鍋に入れて、食感が残っているうちに食べるといいですね。
★材料(4人分)
もつ(下処理済でゆでたのもの)600g
レタス1玉
にら2束
もやし1袋
えのきたけ1袋
(煮汁)
・だし汁(昆布)6カップ
・鶏がらスープの素大さじ1
・にんにく(薄切り)4片分
・しょうが(千切り)1片分
・赤唐辛子(種を取って小口切り)1本分
・酒大さじ2
・みりん大さじ2
・しょうゆ大さじ4
すりごま(白)適量
★作り方
①もつを熱湯でゆで、ざるにあげます。
大きい場合は食べやすく切ります。
②レタスを手で大きめにちぎります。
にらは4~5cmの大きさに切ります。
もやしやひげ根をとり、洗って水切りします。
えのきだけは石づきを取ってほぐします。
③鍋にだし汁を入れて火にかけます。
煮立ったら煮汁の材料をすべて入れます。
よく混ぜましょう。
①のもつを加えて少し火を落とします。
④③が再び煮立ったら、にら、もやし、えのきだけを入れて全体がしんなりしたら、レタスを加えてさっと全体を柔らかくします。
すりごまをかけて、いただきます。
もつ鍋は、コラーゲンたっぷりだし、おいしいし、美容効果もあるお鍋です。
もつというのは牛の小腸を使いますが、ウシの他の部位に比べると、だんとつでカロリーが低いという特徴もあります。
つまり、太りにくい。
100g辺りで見ると、カルビは450~500kcal、はらみが350kcal、タン270~340kalに対し、もつは150kcalです。
骨付き鶏肉を使ったコラーゲン鍋に比べると、各段にヘルシーになります。
ご紹介したレタスもつ鍋は、レタスのほかに、唐辛子ともやしを入れますが、これらの美容にいい成分がたっぷり入っています。
唐辛子はカプサイシンで脂肪燃焼効果、もやしにはビタミンCとレシチンが含まれています。
とくに、もつ鍋を食べるときは、ビタミンCの摂取は欠かせません。
ビタミンCには、コラーゲンを体内に吸収しやすくさせてくれるはたらきがあるからです。
唐辛子に入っているカプサイシンが、代謝を上げて、食べたものを消化しやすくなります。
たっぷり食べて、脂肪は体につきにくい、しかもコラーゲンでお肌つるつるということで、申し分のない美容食になります!