ラーメンをガマンすると太る!?

ダイエットのためには、太りやすい要素が満載のラーメンはなるべく控えたいものです。

でも、ヤセたいからといって、日々、毎日毎日、ただひたすらラーメンを食べたい気持ちを抑え続けると、逆に太ってしまうおそれがあります。

ダイエット中に何かを食べたり、飲んだりするときって、「これって太るかな・・・」とか、心配してしまいますよね。

誘惑に耐えられなくて食べてしまうと、罪悪感を抱えてしまうものです。

この罪悪感、実はすごくストレスになっているということがあります。

「ストレス太り」という言葉があるように、いかにダイエットのためとはいえ、食欲をガマンしてストレスを抱えることは、太るもとにもなるのです!

ストレスで太るのには2つの理由があります。

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1つは、ストレスで分泌されるホルモンが直接肥満と関係がある場合です。

もう1つは、ストレスで過食につながってしまう場合です。

脳とホルモンとのバランスで、ストレスが肥満をもたらすことって、けっこうあるのです。

ダイエットで、すごくガマンしているのになかなかヤセない・・・というお悩みをお持ちの方は、もしかしたらそのガマンしすぎのストレスが原因なのかもしれませんよ。

ストレスがかかって、ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌されると、以下のような状態になり、太りやすくなります。

★免疫機能が低下

血圧や血糖レベルが高まり、免疫機能が低下します。

そして脂肪の合成を促すので、肥満になりやすくなります。

★成長ホルモンが低下

成長ホルモンの分泌量が減ると、脂肪燃焼が妨げられて脂肪がたまってしまいます。

成長ホルモンは若返りホルモンと言われます。

ストレス成長ホルモンの分泌が減ると、肌荒れが出てくるというのもあります。

★水分代謝が低下

水分代謝というのは、汗などにより、老廃物を水分で体外に排出する仕組みのことです。

ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌されると、抗利尿ホルモンになるので、水分の排出が阻害されます。

体内に水分がため込まれ、腸に必要な水分がなくなるので、便秘にもなりやすくなります。

★筋肉量が低下

筋肉量が減るのは2つの原因があります。

1つはコルチゾールで筋肉が糖に分解されてしまうためです。

もう1つは、たんぱく質、つまり筋肉の合成が阻害されて、筋肉が増加しないということがあります。

筋肉量が減少すると、中心性脂肪(お腹周りに脂肪がつく状態のこと)になりやすくなります。

★インスリンが過剰分泌

ストレスでコルチゾールが分泌されると、筋肉が分解され、糖分に代わるという「新糖生」という現象が起こります。

これは血糖値を上昇させます。

血糖値の上昇により、インスリンが過剰分泌されて、ブドウ糖が行き場を失って、脂肪として蓄積されるようになります。

そうなると、またそれがストレスとなり、また脂肪がつきやすくなる・・・という悪しきスパイラルに陥ってしまいます。

ダイエット中は、ガマンも必要ですが、ガマンしすぎは逆に太る元になります。

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